【家電量販店】どの電気屋がお得?6つの家電量販店の保証制度を比較してみた

節約

たった3年でエアコン壊れた…

電化製品が壊れたとき、あれ…?この製品ってどこで買って、保証ってどんな内容だったっけ…?といった経験はないでしょうか。ここでは、各社大手家電量販店の製品保証制度について比較しました。保証内容で比較してみたい際に、参考にしてみてください。

6つの家電量販店の保証制度について

ヤマダ電機

ヤマダホールディングスが展開するヤマダデンキは、2025年現在で家電量販店業界売上第1位の最大手家電量販店です。年会費4,015円「ヤマダあんしん保証」に加入でき、ヤマダデンキで購入した対象製品はまとめて保証を受けることができます。

ビックカメラ

ヤマダデンキは、家電量販店業界売上第2位の家電量販店です。9,800円(税込)以上の指定商品を購入時に、商品金額(税込)の5%分のポイントを支払うことで「ビック長期保証」を採用しています。

エディオン(EDION)

エディオンでは、クレジットカードである「エディオンカード」の会員(1,078円(税込))であれば、対象商品100品種以上5年間または10年間の長期修理保証が付帯します。

または、無料の「あんしん保証カード」であれば、対象商品22品種の長期修理保証を受けることができます。

ケーズデンキ

ケーズデンキでは、無料会員制度である「あんしんパスポート」加入者であれば、指定商品を購入時「長期無料保証」に自動で加入できます。

ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラでは、自社ポイント制度である「ヨドバシゴールドポイントカードプラス」加入者を対象に、購入金額の5%のポイントを支払うことで「ゴールドポイントワランティ」を付帯することができます。

ジョーシン(上新電機)

ジョーシンでは、商品購入金額(税込)の5~8%の加入料を支払うことで5~10年の「まごころ長期修理保証」をに加入することができます。

各社保証制度の加入要綱を比較

まずは、各社の保証制度の加入要綱を確認してみましょう。

店舗保証制度名称無料保証適用要綱
ヤマダデンキヤマダあんしん保証×4,015円/年
ビックカメラビック長期保証×商品金額(税込)の5%分のポイント
エディオン長期無料保証・あんしん保証カードの加入(無料)
・エディオンカードの加入(1,078円/年)
ケーズデンキ長期無料保証あんしんパスポートの加入(無料)
ヨドバシカメラゴールドポイントワランティ×購入金額(税込)の5%のポイント
ジョーシンまごころ長期修理保証・購入金額(税込)の5~8%の加入料
・Joshinクレジットカードの加入(無料)

エディオン、ケーズデンキはそれぞれの無料の会員制度に加入することで延長保証サービスが無条件で無料となります。ジョーシンJoshinクレジットカードに加入している場合は無料で保証を受けることができます。カードを作成する手間を省けば、年会費がかからないカードですので、実質無料といえるでしょう。

対して、ヤマダデンキ、ビックカメラ、ヨドバシカメラは延長保証を受けるには有料という結果になりました。

無料の企業と有料の企業がはっきり分かれてるね…!

各社保証制度の保証内容を比較

続いて各社の保証内容を比較しました。

店舗保証金額保証期間保証対象品目保証回数
ヤマダデンキ100%まで6年・9年7品目(まとめて保証)無制限
ビックカメラ80%まで
超過する場合は代替品と交換
3年・5年・10年9,800円(税込)以上の指定商品無制限
エディオン100%まで5年・10年・あんしん保証カード:22品種
・エディオンカード:100品種以上
無制限
ケーズデンキ無制限3年・5年・10年14品目無制限
ヨドバシカメラ100%~50%まで 年々減少5年4品目 もしくは
10,000円(税込)以上の指定商品
4品目は無制限
その他は1回
ジョーシン100%まで5年・10年22品目無制限

まず注目すべきはケーズデンキのみ保証金額が無制限であるという点です。これは私たち消費者にとって新品の購入を迫られる状況がかなり減るため、非常に魅力的です。

保証期間と保証品目の多さではエディオンとジョーシンの充実度が光ります。幅広い品目で延長保証が受けられるのは安心ですよね。

対して、ヨドバシカメラでは保証可能な金額は年々減少すること、そして保証回数が4品目(洗濯機、エアコン、14型以上のテレビ、冷蔵庫)以外は、修理を受けられる回数が1回に制限されていることが分かりました。

それぞれ違いがあるのはわかったけど、結局どこがいいの~!?

総合判定:ケーズデンキ

えっ、そんなあっさり?

明らかに、延長保証が最も充実しているのはケーズデンキです。

  • 延長保証加入が無料
  • 保証金額が無制限
  • 保証回数(修理回数)が無制限

この3つのポイントを兼ね備えたのはケーズデンキのみとなります。延長保証を受ける手続きも非常に簡単で、同社の無料会員制度「あんしんパスポート」に加入さえしていれば、対象商品の購入で、自動的に長期無料保証に加入することができます。

延長保証を受けるハードルが低いのと、保証内容もしっかりしているのは嬉しいね!

ケーズデンキ以外で選択する場合

でも、保証内容でケーズデンキがいいのはわかったけど、都合よくケーズデンキが家の近くにあるわけじゃないし…

ここでは、2つの観点から、保証制度で家電量販店を選ぶ方法を紹介します。

無料で選ぶ場合はエディオンかジョーシン

まずは無料かどうかで選ぶ場合は、エディオンかジョーシンとなるでしょう。

エディオン「あんしん保証カード」の加入(無料)によって22品目の対象商品購入時に自動的に延長保証が付帯します。もしくは、年会費はかかりますがエディオンカードの加入(1,078円/年)では対象品目が100品種以上に増加します。エディオンカードで、エディオンで年間15万円(税別)以上購入すると1,100ポイントが加算され実質無料となりますので、余裕があれば加入してみてもよいでしょう。

会員カードの種類カード形態保証対象品目費用
あんしん保証カードポイントカード22品種無料
エディオンカードクレジットカード100品種以上1,078円/年
年間15万円(税別)以上購入で1,100ポイント加算(実質無料)

ジョーシンはジョーシンのクレジットカードを保有していれば、22品目がの対象商品購入時に自動的に延長保証が付帯します。こちらのクレジットカードは作成費、年会費無料ですので、保証のために作成することを検討してみてください。

【まとめ】

今回は、大手家電量販店の保証制度の概要について紹介しました。

保証適用が無料であるという点では、ケーズデンキ、エディオン、ジョーシンが優秀な内容であるといった結果になりました。

個人的には、ビックカメラの保証金額が80%まで超過する場合は代替品と交換という制度も、面白いかなと思っています。(人によっては修理するよりは新しいものが来る方がいいという方もいるかも思いますので)

お住まいの地域の家電量販店で、改めてどの店舗を選ぶのか、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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