【2025年】一人暮らしが必要とする冷蔵庫ってどんなもの?いろいろな意見を総括して紹介

節約

冷蔵庫は一人暮らしを始めるにあたり必須の家電です。高い買い物になりますので間違った買い物はしたくないですよね。ここでは、一人暮らしの冷蔵庫に求められる性能、機能を様々な媒体からまとめました。ぜひ参考にしてください。

一人暮らしの冷蔵庫に求められる性能4選

2025年度の家電量販店やYoutubeの媒体で紹介されている冷蔵庫の性能に関して、いろいろな方の意見を総括すれば最も一人暮らしに必要とする性能の冷蔵庫がわかるのではないか?と考え、調査を行いました。

まとめると以下のようになりました。

No.調査媒体容量性能
1ビックカメラ外食派|150L未満、自炊|150~300L自動霜取り耐熱天板
2アイリスオーヤマ外食派|150L以下、自炊|150以上耐熱天板耐熱天板
3ソフマップ外食派|100L~150L、自炊|150~200L、まとめ買い|200L以上
4ホームズ居住人数×70L+100L(常備食材用)+70L(予備)耐熱天板耐熱天板自動製氷機能
5エディオン外食派|80L~100L、自炊|130~150L、来客多い|200L以上耐熱天板野菜室LED照明温度調節
6ジョーシン外食派|100L~150L、自炊|150~200L、まとめ買い|200L以上耐熱天板耐熱天板静音性
7ノジマ外食派|100L~150L、自炊|150~200L、まとめ買い|200L以上耐熱天板耐熱天板野菜室静音性省エネ性能
8ヨドバシカメラ外食派|100L~150L、自炊|150~250L、まとめ買い|250L以上耐熱天板耐熱天板静音性
9価格.com自炊しない|100L以下、軽めに自炊|150~180L、本格的に自炊|200L以上耐熱天板耐熱天板静音性
10ヤマダデンキ70L〜200L冷却力静音性省エネ性能棚の調節機能
11コジマ外食派|100L~150L、自炊|150~200L、まとめ買い|200L以上耐熱天板耐熱天板静音性省エネ性能
12Youtube150~200L耐熱天板
13Youtube100~200L耐熱天板耐熱天板
14Youtube自炊しない|150L以下、自炊|150~250L耐熱天板静音性省エネ性能
15Youtube冷凍庫50L以上耐熱天板半ドア防止温度調節
16Youtube自炊しない|100L以下、軽めに自炊|150~180L、本格的に自炊|200L以上耐熱天板耐熱天板
17Youtube150~200L耐熱天板温度調節

すると、一人暮らしの冷蔵庫に求められる容量や性能について傾向が見えてきました。まとめると以下4点となりました。

容量:外食派|100L~150L、自炊|150~200L

容量に関して、外食派は100L~150L、自炊は150~200Lという結果になりました。

100Lとか言われても、実際どんなぐらいの大きさなの?

例えば、ビジネスホテルの客室に置かれている小型の冷蔵庫は、大体50Lぐらいの容量になります。あの冷蔵庫のおよそ2倍の大きさの冷蔵庫が、一人暮らしの最低限必要な大きさということですね。

外食メインで考える方は、「食材を置かないのにそんなに大きい冷蔵庫は要る?」と思う方もいそうですが、置くスペースが許せるのであればできるだけ大きい容量の冷蔵庫を採用する、中でも、冷凍庫の容量が大きいものを使用すると良いという意見が圧倒的に多いことがわかりました。

その理由は、以下の通りです。

  • 自炊をしない方でも冷凍食品を多用する方は多い
  • 冷凍食品以外の食材の長期保管にも、冷凍庫が有効
  • 後述の「自動霜取り機能」が超小型冷蔵庫にはない場合が多い

そのため、ご自身の食事のスタイルに合わせて、100L~150L、もしくは150~200Lもしくはから選ぶとよいでしょう。

自動霜取り機能

間冷式(ファン式)冷蔵庫とも呼ばれます。この機能があると、冷蔵庫内の霜の発生を防ぐことができます。

霜取り機能がないとどうなるの?

冷蔵庫内に白い氷の塊が発生します。これは、ドアの開閉のたびに空気中の水分が冷蔵庫内の冷却器の近くで凍ることで発生します。

これを取り除く方法は、ピックなどで削り割るか、溶かして除去するかですが、冷蔵庫内を傷つけたり、また冷蔵庫内を常温に戻す必要があるなど、デメリットがあります。

自動霜取りの機能がない冷蔵庫は、購入時の価格や、電気代が多少安価であるメリットはありますが、個人的にもそれを上回る最重要機能だと思っていますので、是非チェックしていただければと思います。

耐熱天板

冷蔵庫上部の天板が高熱に耐えうる天板にされていることによって、冷蔵庫の上に電子レンジやオーブントースターを安全に設置することができます。一人暮らしの狭い間取りの中で、家電の設置スペースを有効に活用できることがポイントとなります。

一つ注意点として、耐熱天板は小~中型の冷蔵庫に備わっていることが多く、特に200L以上の冷蔵庫に耐熱天板の機能が備わっていない場合が多くなりますので、注意して選ぶようにしてください。

静音性

冷蔵庫は昼夜に関わらず稼働し、不規則なタイミングで「ブォーン」とした音が発生します。

この原因は、冷蔵庫内に備わっているコンプレッサーが気化熱を発生させて庫内を冷やす仕組みにより音が発生するようになっております。

一般的な冷蔵庫の運転音は30~40デシベル(db)、一人暮らしサイズだと20~30デシベル(db)が多いようです。これは、「木の葉の触れ合う音~鉛筆の執筆の音程度」と称されています。

日常生活をする上で気になる音ではありませんが、ワンルームタイプ(メインの部屋とキッチンに間仕切りがない場合)は、この騒音は特に身近に感じることになりますので、静音性にこだわる場合は20dB以下の冷蔵庫を選ぶとよいでしょう。

一人暮らしにおすすめの冷蔵庫4選

2025年の、だいたい100L~200L容量かつ、自動霜取り機能対応、耐熱天板対応の各社冷蔵庫を以下にまとめました。

No.メーカー型番容量静音性消費電力備考
1PanasonicNR-B16C2156L
(冷凍60L)
19db271(kWh/年)国内メーカー
2PanasonicNR-B18C2180L
(冷凍60L)
19db272(kWh/年)国内メーカー
3東芝GR-W15BS153L
冷凍43L
非公開270(kWh/年)国内メーカー。冷蔵大きめ冷凍小さめ。楽天で40,000円以下と安価。
4東芝GR-W17BS170L
冷凍43L
非公開271(kWh/年)国内メーカー。冷蔵大きめ冷凍小さめ。楽天で50,000円程度と安価。
5SHARPSJ-GD15P152L
(冷凍58L)
21db265(kWh/年)国内メーカー。ドアつけかえ可で引っ越し多くても安心。若干高価
6SHARPSJ-D18P179L
(冷凍58L)
21db282(kWh/年)国内メーカー。ドアつけかえ可で引っ越し多くても安心。電力消費大きめ若干高価
7HaierJR-SY15AR/AL148L
(冷凍61L)
25db279(kWh/年)中華メーカー。電力消費大きめ。楽天で40,000円以下安価。
8HaierJR-NF173D173L
(冷凍54L)
25db245(kWh/年)中華メーカー省電力。楽天で50,000円程度と安価だが在庫が少なめ
9AQUAAQR-14R137L
(冷凍51L)
19db288(kWh/年)中華メーカー電力消費大きめ
10AQUAAQR-17R170L
冷凍68L
19db247(kWh/年)中華メーカー省電力若干高価
11AQUAAQR-20R201L
冷凍68L
19db258(kWh/年)中華メーカー省電力若干高価

一人暮らし用の冷蔵庫を購入するタイミングとして最も多いケースは、進学時や新社会人になるタイミングであると考えられます。

これらは往々にして数年以内に新社会人になったり結婚などでライフステージが変わる場合が多いです。また、一人暮らしサイズの冷蔵庫を家電量販店で購入する際に受けられる保証は、長くても大体5年です。

以上のことから、数年使えて安価な冷蔵庫が多くの方のニーズに適しているのではないかと考えました。

各社それぞれに細かい違いはありますが、上記の観点で総合的に良いと感じた冷蔵庫とそのポイントを以下に示します。

外食派① 東芝 GR-W15BS

この機種を選択するポイントは以下の通りです。

  • 国産メーカーが良い
  • 安価

対して以下のデメリットがあります。

  • 冷凍庫が小さい

上記の条件が合わない場合は、後述の「Haier JR-SY15AR/AL」が良いでしょう。

外食派② Haier JR-SY15AR/AL

この機種を選択するポイントは以下の通りです。

  • 安価
  • 冷凍庫は大きい方が良い
自炊派① 東芝 GR-W17BS

自炊派でも以下のポイントが良い場合は、東芝のこの機種を選択するとよいでしょう。

  • 国産メーカーが良い
  • 安価

ただし、上記と同様に東芝の機種には以下のデメリットがあります。

  • 冷凍庫が小さい

これが満たせない場合は、下記の「Haier JR-NF173D」がよいでしょう。

自炊派② Haier JR-NF173D

この機種を選択するポイントは以下の通りです。

  • 安価
  • 冷凍庫は大きい方が良い

冷蔵庫の消費電力の目安は気にした方が良いか

ここで「消費電力」についてお話したいと思います。

消費電力は低ければ低いほど冷蔵庫にかかる電気代が低いということになります。

実際、電気代ってどのくらい変わってくるの?

例えば、No.8 Haier社「JR-NF173D」は245(kWh/年)と上の表の中では最も省エネの機種ですが、年間電気代は約6,615 円となります。

それに対して、No.9 AQUA社「AQR-14R」は288(kWh/年)であり、表の中では最も消費エネルギーの高い機種すが、年間電気代は約7,780円となります。

つまり、両者の年間の電気代の差は、およそ年間1,000円ということになります。

…?? 意外とあんまり変わらないかも…?

ここで重要なのは、冷蔵庫をどのくらい長く使う予定があるかということになります。

使用期間が長ければ長いほど省エネの冷蔵庫を使用した方が実質お得になりますし、最初から数年しか使用しないつもりであれば、省エネで選ぶよりも本体価格の安さで選ぶ方がお得といえるでしょう。

ご自身の将来のライフステージに合わせて検討いただくことが大切です。

まとめ

今回は、一人暮らしが必要とする冷蔵庫の性能についてまとめて、そこからおすすめの冷蔵庫を紹介しました。

総括すると、数年以内の使用期間においては東芝とHaierの冷蔵庫が一人暮らしのニーズに即しているという結果になりました。

ただ、上記2社の冷蔵庫は静音性に欠点があるという側面もあります。

冷蔵庫という大きな買い物を間違えて購入し後悔しないためにも、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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